契約フリーのプロゴルファーが自腹でオーダーした“勝負アイアン”。使用半年の判定やいかに!?
有名コーチであり、レギュラーツアーにも挑戦を続けるプロゴルファー・中井学。実は中井は、昨年ツアーで生き残るためにクラブ契約をフリーにして、“自腹”でオーダークラブを作る決断をした。決断から半年。ゴルフライターの高梨祥明がその過程を追った。
「7番みたいな大きさのショートアイアン」を作ってみたかった
中井学(46歳)は、2015年にプロテストに合格した中年ルーキーである。もともと明快なスウィング理論とコーチング技術で高い評価を受けていたが、プロゴルファー(競技者)としての実績は、ない。生半可では生き抜けないプロツアーに出る決意をした時、彼が選んだのはゴルフクラブにおける契約を“フリー”とす...