「チタン」も「ユーティリティ」も興味なし。木製ドライバーを使い続ける、あるトップアマのクラブ哲学【ゴルファーのスピリット】
クラブが年々進化していく中、パーシモン(木製)のドライバーを使い続けるアマチュアゴルファーがいる。その理由とは……? マナー研究家・鈴木康之の著書「ゴルファーのスピリット」からエピソードをご紹介。
「いまもパーシモンですよ。こんなに面白いクラブをなんで手放さなくてはならないんですか」とAさんには笑い返されてしまいました。
Aさんは学生時代には倉本、湯原ら強豪勢揃いの中を競り合い、所属クラブではクラブチャンピオンに初代から五度名前を刻みましたが、念願の関東アマをとると、家族と仕事あってのゴルフライフだという自らの優先順位に従って潔く競技ゴルフから身を引きました。
それは大きなものをさっぱり...