コンディショニングを行うことで、ゴルフにおける身体の正しい使い方を説き、数多くのツアープロを優勝に導いた石渡俊彦プロが「エクササイズだけで球筋は変えられる」をテーマにゴルファーの身体について指導する。第7回目はスライスを直すための股関節の可動域を広げるトレーニングをしよう。

下半身の柔軟性がスライスが出ない体作りのポイント

前回はアマチュアゴルファーの約8割が悩んでいるといわれる、“スライス”を改善するための、腕や肩のトレーニング法を紹介しましたが、スイングの土台となる下半身の柔軟性および筋力の低下もまた、スライスの原因になります。
そこで今回は下半身の安定を目的とした、股関節の可動域を広げるトレーニング法を紹介します。

股関節の可動域を広げるトレーニング①

直立姿勢から両腕を真っすぐ前に、肩の高さまで上げる。
この基本姿勢から、片方の足のひざを手のひらに向かって、いわゆるモモ上げの動きで上に引き上げる。これを左右10回ずつ、2セット行います。足を上げる高さは無理のない程度でかまいません。モモ上げのトレーニングは股関節周りの筋肉を効率的に鍛えられるとともに、バランス力がアップする体幹の強化にも効果的です。

足を上げたときに、頭が動いたり、上体が傾かないように注意しましょう。

画像: 股関節の可動域を広げるトレーニング①

股関節の可動域を広げるトレーニング②

地面に対して体が少し斜めになるように、壁に両手をつけます。片方の足を後ろに上げ、ひざで円を描くように、後ろから前に大きく回します。これを左右10回ずつ行います。
余裕があれば、外回りと内回りの両方を行うと、より効果的です。

股関節の可動域を広げるトレーニング③

直立して両手を上げた姿勢から、片方の足(靴)の内側を上に向けるように引き上げ、対角側の手でかかとにタッチする。これを左右10回ずつ、2セット行います。

手のひらでかかとをタッチするときに、上体が前に倒れてしまうのはNGです。上体は地面と垂直の姿勢をキープして行いましょう。

画像: 股関節の可動域を広げるトレーニング③

下半身が不安定になると、上半身に頼ったスイングになり、スライスを助長してしまいます。股関節の稼働域が広がり、その周囲の筋力がアップすると、下半身が安定してクラブをしっかり振れるようになります。ヘッドが走れば、ボールがつかまるようになって、飛距離もアップしますよ。

画像: 石渡俊彦(いしわたとしひこ) スポーツコンディショニング研究所及びゴルフスタジオf代表。 プロゴルファー&フィジカルトレーナー 1965年千葉県生まれ。 95年プロテスト合格。 男子・女子ツアーにおいて、復活優勝を果たした有名プロのコーチとして高く評価され、そのノウハウを活かし、若手の育成やアマチュアのレッスンにも力を注いでいます。 2004年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。 2005年 千葉市にてGolf Studio”f”を開設。

石渡俊彦(いしわたとしひこ)
スポーツコンディショニング研究所及びゴルフスタジオf代表。
プロゴルファー&フィジカルトレーナー
1965年千葉県生まれ。
95年プロテスト合格。
男子・女子ツアーにおいて、復活優勝を果たした有名プロのコーチとして高く評価され、そのノウハウを活かし、若手の育成やアマチュアのレッスンにも力を注いでいます。
2004年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
2005年 千葉市にてGolf Studio”f”を開設。

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