ゴルフ界のレジェンド・倉本昌弘プロは、ワンレバースウィング(トップでクラブが時計の8時のポジションを指し、フィニッシュで4時のポジションに収まる手首を使わないスウィング)がゴルフの基本的動きを身につけるには最適だという。そして、ワンレバースウィングを行う際は、振り子のリズムとタイミングが重要だと話す。著書「本番に強くなるゴルフ」からスウィング作りに大切なワンレバースウィングを行う際のコツを紹介。

振り子のリズムとタイミングでクラブを動かす感覚をつかむ
ワンレバースウィングでは、手を使わないことと同じくらい、いいリズムでスウィングすることも大切です。たとえば、同じイチ、ニ、イチ、二のテンポで振るにしても、しゃべるのが速い人、歩くのが速い人は、割とテンポが速い。逆に、ゆっくりしゃべる人、ゆっくり歩く人というのは、動きもゆっくりなるものです。テンポやスピードは人それぞれでいいのですが、常に一定のテンポを心がけてください。

また、クラブというのは、振り子のリズムで動かすということも重要なポイントです。時計の振り子というのは、上がり切るときに一瞬止まりかけて、そこから下に向かってゆっくりと加速していきます。上がりながらスピードがなくなり、止まりかけるのだけれど、そこからまた下りながら加速して、それを繰り返す。あの動きとリズムです。

切り返しではヘッドが上がる力がなくなって、その重さで落ちてくるタイミングをつかむこと。ダウンでは、自分の力でスピードを出すのではなく、ヘッドが自然落下するスピードで加速させる感覚をつかむことが大切です。

画像: 振り子のリズムでスウィングしたい

振り子のリズムでスウィングしたい

アマチュアの場合、ワンレバーをやってくださいと言うと、多くの人が機械のように行きも帰りも同じスピードで振ろうとしてしまいます。しかし、それは自分の力で動かしている証拠。それではリズムも軌道も安定しないし、手打ちのスウィングからは解放されません。

私たちがアマチュアにワンレバーを教えるとき、バックスウィングとダウンスウィングは等速で振りましょうと教えます。でも、本当は等速ではない。自分の意識では、等速で動かす感じでいいけれども、実際には振り子のリズムで自然な加速をしていることが大切なのです。ワンレバーのように小さな動きの中で、そういうリズム、テンポ、タイミング、加速感をつかむのは難しいかもしれません。しかし、難しいからこそ、それを求めることで大きなスウィングがとてもやさしくなるのです。

「本番に強くなるゴルフ」(ゴルフダイジェスト新書)より

写真/岩井基剛

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