アパレルメーカーのJUNが経営する“おもてなし”リゾートコース。ジーン・サラゼンが設計監修し、独創性に富む戦略ルートがゴルファーを虜にする。

他のゴルフ場とは一線を画すエンタテインメント性がゴルファーを虜にする

ロペ倶楽部の開場は1990年。実はその15年前にロペの兄貴分ともいえるジュンクラシックCCがオープンしている。“ジュンクラ”はアパレルのJUNが、オーナーである佐々木忠氏の“遊び心”満載で造ったコース。企業戦士の骨休み、大人の癒し空間として、深夜まで営業する藁葺き屋根の居酒屋や露店風呂に加え、茶店での飲み物は無料で提供するなどホスピタリティに溢れている。

そのジュンクラで培ったエンタティンメントとホスピタリティを、女性に軸足を置いて造ったのがロペ倶楽部である。これはJUNの女性ブランドに拠ってネーミングされたことでも判る。田舎風長屋門、純和風の優雅なクラブハウス、テラスレストランはサンタフェ風赤レンガ造り。ロッカルームは他のコースのように男性の付帯施設ではなく、女性用の方が充実している。瀟洒な宿泊施設には女性専用の天然かけ流し、露店風呂を備える。またハウス売店にはJUNブランドはいうに及ばず、洒落た他社女性ブランドも販売している。

画像: サンタフェ風テラスレストランが異国情緒を醸し出す

サンタフェ風テラスレストランが異国情緒を醸し出す

画像: 天然かけ流しの露天風呂

天然かけ流しの露天風呂

この女性に優しい視線を注ぐ精神は、コース造形(レイアウト)に顕著である。設計監修はジュンクラと同じくジーン・サラゼン。サラゼンは4大メジャーを獲ったグランドスラマーで、サンドウェッジを発明したアイディアマンでもあった。コースデザインでもそれは遺憾なく発揮されている。2つのグリーンを使って戦略ルートを2通り(イエロー、レッド)作って、ティグラウンドを変えずに、同じパーに挑戦するレイアウトになっている。普通のコースでは男性ティグラウンドに付け足しのように前にレディスティを造る。ロペではこれがないのだ。コース全体はゆったりと波打つ丘陵コースで、各ホールとも余裕をもった広さでレイアウトされている。

どのルートを選択するか、プレーヤーの判断と技量が試される

例えば5番ホール(パー4)。飛距離に自信があるプレーヤーは左崖淵のバンカー越えを狙っていけばいい。成功すれば甘美な果実が間っている。一方、アベレージヒッターは確実にバンカー右を狙う。残りは同じくショートアイアン。両者ともアプローチの競演と公平な闘いになるというわけだ。

9番ホール(パー5)はもっと顕著だ。サラゼンのアイディア精神がこのホールに特化しているといってもよい。飛距離のキャリー(210ヤード)に自信があれば、左サイドの中の島を狙う。もし成功すれば2打目150~160ヤードくらいだから、夢のイーグルチャンスさえ生まれようというもの。飛距離に自信がなければ、安全なルートを選択。右サイドのフェアウェイにボールを運び、アプローチ次第ではバーディも獲れよう。球聖ボービー・ジョーンズは「ゴルフは耳と耳の間で行われる」と喝破したように、知的戦略ルートによっては柔よく剛を制するのである。

画像: グリーンサイドまで池が絡む9番ホール。飛距離に自信があれば左サイドの中の島を狙いたい

グリーンサイドまで池が絡む9番ホール。飛距離に自信があれば左サイドの中の島を狙いたい

日本女子プロ選手権での優勝スコア、一桁アンダーの-6

ロペ倶楽部では過去にジーン・サラゼン ジュンクラシックを7回開催(1990~98年。1995、1996年はジュンクラシックCCで開催)。また2001年には日本女子プロ選手権も行われ、日吉久美子が福島晃子を1打差で破っている。この4日間競技の優勝スコアは一桁アンダーの-6だった。セッティングによっては難易度が高くなる事がお分かりいただけるだろう。

素晴らしいコースと心身ともにリラックスできる癒し空間が、宿泊ゴルファーでいつも盛況というのも納得だ。ロペ倶楽部を訪れたら、この空間の虜になるに違いない。

画像: プレーだけでなく宿泊して、ロペ倶楽部でのひと時を満喫したい

プレーだけでなく宿泊して、ロペ倶楽部でのひと時を満喫したい

This article is a sponsored article by
''.