1976年から計6回にわたり、前身の大会を含め宇部興産オープンの舞台となった。満々と水をたたえる万年池の周りに造られた18ホールは、当時の近代建築の粋を集めたクラブハウスとともに、宇部72カントリークラブを代表する。

万年池の畔に広がる旗艦コース

4コース、計72ホールからなる宇部72カントリークラブの中で、60年の阿知須コースに続く新コースとして、66年にオープンしたのが万年池東コースである。本開場時には、山口県出身の岸信介元首相が始球式を行った。

75年には万年池西コースが開場を迎え、200万坪もの敷地に趣の異なる3つのコース、54ホールを擁する西日本最大のゴルフ場に。さらに2000年には江畑池コースも加わり、現在の宇部72カントリークラブが完成した。

画像: 万年池の湖畔にコースがゆったりとレイアウトされている

万年池の湖畔にコースがゆったりとレイアウトされている

万年池東コースは、25ヘクタールと広大な万年池の美しい湖畔を取り囲むように18ホールがレイアウトされた、宇部72カントリークラブの旗艦コースである。

シンボルマークともいえるホールが、満々と水をたたえる万年池を越えてグリーンを狙っていく12番パー3。フロントティから130ヤードと距離は短いが、風の計算が難しく、何より目の前一面に広がる池が気にならないプレーヤーはそういないだろう。

画像: 池がグリーンを取り囲むNo.12パー3。風の計算が攻略のカギとなる

池がグリーンを取り囲むNo.12パー3。風の計算が攻略のカギとなる

ホールアウトまで気か抜けない「水のコース」

11番、13番、15番でもウォーターハザードとして大きく口を開けて立ちはだかる万年池。そのほかのホールにもウォーターハザードが設けられており、「水のコース」と呼ばれる理由がよくわかるはずだ。

後半インコースの万年池ゾーンを抜けても油断は禁物。17番は右サイド、最終18番では両サイドのティショットゾーンにOBが広がる。とくに、やや打ち下ろしの18番パー4(405ヤード)は左サイドから木が迫り、フェアウェイ右サイドをキープしたいところだが、右のOBが浅い。

とはいえ、2オン狙いなら距離的に第1打はドライバーとなり、緊張のティショットとなること必至。また、グリーンは2段で微妙なアンジュレーションがあるため、ホールアウトするまで決して気が抜けない。

1969年に完成した鉄筋コンクリート3階建て、総面積1287坪のクラブハウスも見どころだ。当時の近代建築の粋を集め、現在も宇部72カントリークラブを代表するクラブハウスとなっている。

1696完成のクラブハウス

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